岩商Topics2020

課題研究「地場産業に学ぶ~木目込み人形作成~」

  地元岩槻に生まれ育った伝統工芸士「岩槻人形組合理事長 新井先生」よりアマビエの木目込み人形作成を教えていただきました。

  アマビエとは、日本に伝わる妖怪のことで、174年前、肥後の国(現在の熊本県)の瓦版で「疫病が流行するから、私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」と告げ、海の中へと帰って行ったとされています。

 そのアマビエをモチーフにした木目込み人形作成を体験しました。胴は、桐の粉を固めたもので、その胴に筋(木目という)を彫り、木目に布を押し込んで人形作成する技法を木目込みと言います。

新井先生は、生徒一人ひとりにていねいにご指導くださり、全員が無事個性豊かな「アマビエ」の木目込み人形を完成させました。