2017年3月の記事一覧
碧旻翔鶴 トリビア 「ほんとうのキモチ」
前回、「目的は善である」と題し、怒りの感情は出し入れ可能で、本質に目を向けようとお伝えしました。
それって具体的にはどんなこと?
そもそも、感情とは?
感情とは、ある状況で、特定の人に、ある目的を持って使われる。感情の全ては自分のパートナー
感情を押し殺したり、無視しないで、その意味を知り仲良くしたいものです
では、怒りの感情の目的ってなんだろう?
・支配 ・・・・親子や上司部下などの関係を上下に捉える
・主導権争いで優位に立つこと ・・・・仲間やパートナシップにおいて
・権利擁護 ・・・・自分のもの、エリアに踏み込まれたくないなど
・正義感の発揮 ・・・・ルール、約束を守るべきなど、上の三つの目的が入り混じっている
これらが向けられる先は他者でもあるけれど、自分自身のこともある
なら、怒りの感情の根底にあるものってなんだろう?
『心配、不安、寂しさ、悲しみ、落胆』などが潜んでいるのだそうです
例えば・・・帰宅の遅い子供にお母さんが怒っている → 心配か寂しさ
「何で連絡しないの」「あなたのために言ってるの」なんて言葉じゃ伝わらない
・・・ミスが多い!と、チームメイトが怒っている → 落胆や不安
「どうして出来ないの?」「またミスした!!」やっぱり伝わらないよね
『心配、不安、寂しさ、悲しみ、落胆』のもとが満たされない時に沸いてくるもの
違う言い方をすると、「素直な気持ち」ですよね
何で連絡しないの!? → 私も予定があるので、目安の時間がわかると助かるよ
あなたのために言ってるの → 暗い夜道は心配だから、連絡もらえると嬉しいな
どうして出来ないの? → どうしたら上手くいくか、一緒に考えて練習したいよ
またミスした! → 何がミスに繋がったのか、改善したら強みになるかも
とても心配なんだ 、一緒に考えたいんだ、〇〇をしてもらえると助かる、〇〇してもらえたら嬉しい
なんで?どうして?を「あなたが〇〇だから」ではなく
「私は〇〇だと思うので〇〇してくれると嬉しい、助かる」 そんなメッセージにしてみない?
本当は寂しかったの・・・素直なキモチ、具体的な言葉にしてみることから、ね