碧旻翔鶴 トリビア

2016年8月の記事一覧

碧旻翔鶴 折れない心を育もう⑥オトナの対応 あなたならどうする?

オトナの対応 あなたならどうする?

あるところに、とてもひがみっぽい男がいました。
近くに住む、多くの人たちから尊敬されるAさんを見て、
「どうして、あんな男がみんなに尊敬されているんだろう。いまいましい・・・・・・」
男は、何とかAさんに恥をかかせてやろうと、Aさんにひどい言葉を投げかけました。
Aさんはただ黙ってその言葉を聴き、一言も言い返しません。
見ている周りのほうが悔しくなり「あんなことを言わせておいていいの?」とAさんに聞きましたが
それでも一言も言い返すことなく黙ってその男の悪態を聞いていました。
やがて男はむなしくなって、へたり込みました。その様子を見てAさんは静かにその男に尋ねました。


「もし他人に贈り物をしようとして、相手がそれを受け取らなかったとき、
 その贈り物はいったい誰のものになるだろう?」
男は「それは言うまでもなく、相手が受け取らなかったら送ろうとした者のものだろう。
わかりきったことを聞くなよ」
そう答えてからすぐに「あっ」と気付きました。
Aさんは静かにこう続けました
「そうだよ。今、あなたは私のことをひどくののしった。
でも、私はそのののしりを、少しも受け取らなかった。
だから、あなたが言ったことはすべて、あなたが受け取ることになるんだよ。」


人の口は恐ろしく無責任なもの。
うわさとか陰口は事実と違って、でたらめなことがよくあります。
うわさや陰口だけではありません。目の前にいる相手に直接ひどいことを言う人もいます。
傷ついて落ち込んでしまったり腹が立ってイライラしたりすることもあるでしょう。


Aさんは、相手の言葉を耳に入れても全く傷ついたり怒ったりせず、
心まで入れず、鏡のように跳ね返し、全くダメージを受けないでいたのです。


言葉は時として人の心を傷つけることのできるナイフになります。
しかし、心がナイフより固くて強ければ痛くもかゆくもないのです。
ひどいことを言う相手を責めても仕方ありません
それより、自分の心を強くするほうが簡単で効果的です。

このお話から、あなたはなにを感じますか?